お小遣いを増やそう! 消費先の見直しとスマホ決済、クレジットカード、ポイントの活用

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お小遣い

サラリーマンとお小遣い

お小遣いが増える。サラリーマン誰しも望むことです。
ただし、現実は非情で、お小遣いを増やすというのは、容易なことではありません
サラリーマンの方は、お小遣いを増やすために、①仕事を頑張って、結果を出す、②上司に評価される、③昇給する、④(既婚者で奥様が財布をにぎっている場合は)奥様にお小遣いアップの交渉をする、というとてつもなく長い道のりを覚悟せねばなりません。
数年越しの一大プロジェクトの様相です。
私としては、長期的に見れば、上記は間違った方法ではないと思っています。
サラリーマンである以上、会社でパフォーマンスを出し、認められ、昇給するというのは当然目指すべきものです。

素早くお小遣いを増やすには?

単にお小遣いを増やすという目的でしたら、今の世の中、別の方法があります。
それは、消費活動全般を見直すことです
見直しのポイントは、以下の通りです。

①消費先(購入先)
②支払方法
③ポイント

以下、それぞれ、説明していきます。

①消費先(購入先)を見直す

どこで購入するかを見直す、ということです。
これまでリアル店舗派の人は、ネット通販の利用を考えて下さい。
既に部分的にネット通販を使っている方は、ネット通販で購入するものを広げてみてください
固定観念を捨て、以前であればリアル店舗で現物を見て、手に取って、試してから購入していたものも、ネット通販での購入を積極的にトライしてみてください。
心配される方もいると思いますが、私は、スーツ、靴、礼服のレンタル、白物家電等をネット通販で購入しましたが、今の所失敗はありません(もちろん、スマホの画面でよく吟味しました)。

現実の店舗の運営費用がない分、ネット通販はリアル店舗に比べ商品価格が安いです
ただし、私がここで強調しておきたいのは、より安価で買うことができるという部分の他に、ネット通販で購入することで、そのネット通販のポイントが貯まり、且つクレジット決済することによりポイント還元やディスカウントの恩恵も受けられるという点です。安価で購入して、購入することでポイントやディスカウントが受けられる、消費がお金を生む、この点が重要です。

②決済方法の拡充 - 現金からの脱却

現金しか使えない場合を除いて、あらゆる支払いをスマホ決済、電子マネー、クレジットカードのいずれかでできるようします
これらの決済には、ポイント付与、ディスカウント等の特典が付きます。①と同じように、買い物することで、お金を増やすことができます

やり方としては、極限までキャッシュレスにするため、スマホ決済、電子マネー、クレジットを拡充していきます。どこで消費(買い物)しようとも、現金以外の決済手段が使えるように複数持っておきます。
まずは、標準的な「装備」としては以下は、マストです。

●スマホ決済
   PayPay、楽天ペイ

●電子マネー
   Suica、楽天Edy、nanaco

●クレジットカード
   高還元カード(還元率1%以上)

上記を装備したうえで、自分の消費圏内で、不足している支払方法を加えていきます
誰でも、自宅の周辺、通勤で使っている駅、それから会社の周辺でも消費活動はしていますよね。
そこで、使える支払方法はないでしょうか?
例えば、日々の食品を調達するスーパーで有利な決済方法はないかチェックしてください。
(SEIYUのウォルマート セゾン・アメリカン・エキスプレス・カードは、3%オフ(第一、三土曜日は5%オフ)です。)

あるいは、自分特有の消費先はないですか?例えば、趣味、レジャーで、使える支払方法も拡充します。よく家電量販店で買い物する方は、そのお店が発行するクレジットカードは必須です(ヨドバシカメラのGold Point Card+は、10%のポイント還元です)。

あとは、電気、ガス、水道、電話、NHK等も、従来の銀行引落し以外にも支払い方法が多様化しています。 ここは、高還元のクレジットカードで支払うべきです。一部、PayPayでの支払いも可能です。

ここまで来れば、ほとんど現金は使わなくなります。あとは、どこでどの支払方法を選択するのが、享受できるパーセンテージが高いかで判断していきます。一方で、少量のポイント貯めても使い道がないので、%が劣っても、パイの大きいポイントに寄せるという作戦もあると思います。

③ポイントもゲット

上記①②において、購入先を広げることによってより安価なものを見つけ、そこで使える多様な決済方法から自分にとって有利な方法を選択し、そして最後にポイントもゲットします。お店が独自にポイントをやっているところもあれば(例:ヨドバシカメラのGold Point)、Tポイント、Pontaポイント、JREポイントなどに加盟している場合もあります。②の決済方法でポイントやディスカウントを受けたうえで、さらにポイントをもらいます

ポイント、ディスカウントの効果額は?

やることがたくさんあるけど、一体、どれだけの効果があるの?
最も気になるところだと思います。
そこで、私の実績をお見せすることにします。
以下の表は、2020年3月の消費と現金以外の支払い方法によるポイント還元、ディスカウントの実績明細となります。

ポイント、ディスカウント実績3月
消費金額と還元額明細(2020年3月)

食費、衣料費、交際費、光熱費等の支払いに対し、現金以外で決裁した金額が、約6万円でした。この6万円の消費で生み出されたポイント還元、ディスカウント等の総額が、約5,300円(消費額の約9%)となりました。

次に、2020年4月の実績もお見せしますと、現金以外で支払った金額が、約5万8千円。この5万8千円の消費により発生したポイント還元、ディスカウント等の合計が、約4,000円(消費額の約7%)でした。

ポイント、ディスカウント実績4月
消費金額と還元額明細(2020年4月)

現金で払ったら何も無し

「いろいろやったけど、それだけ!」と思うかもしれませんが、でも考えてみてください。
若い人の昇給額って、もちろん会社、業種により違いますが、数千円ではないでしょうか?
それに、現金以外の決済方法で享受した額(上記で言う約5,300円や約4,000円)は、必要不可欠な目的で消費したことによって得たものです。もし現金で支払っていたらゼロだったのです
なので、この金額は、純増と考えていいものです。

いかがでしたでしょうか?ちょっと、消費の仕方を変えることによって、短期間でお小遣いが増えるのと同じ効果が得られます。

長期的には仕事を頑張って給料を増やす。
短期的には、決済方法を含む消費行動を見直して、ポイント・ゲットとディスカウントでお小遣いを増やす。
この両輪をバランスよく回していってみてはいかがでしょうか?
でも、間違っても、ポイント欲しさに、不要なものまで買わないように注意してください。本末転倒になってしまいます。

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